KICK ASS
最近Kick Assを観ていないとdisられる流れが(主に僕の)TLで出来ています.
ホント,この映画は観ておいたほうがいいよね.
もはや周知の事実.
ヒットガールは可愛いよ!
あまりにも面白くすぎて,本当にハマってしまったので一時期この映画のサントラばっかり聞いてました.
サントラには2種類あって,劇中で使用された既存のアーティストによる楽曲が収録されている
「Kick-Ass: Music From The Motion Picture」と,OSTである「Kick−Ass:The Score」
どっちもおすすめです.前者には曲の前にセリフが収録されちゃったりもしているので,聞きながら思わずニヤリとしちゃいます.
ついでにある曲で「なーなーなー♪」って歌っちゃいます.ところかまわず.
で,後者には所謂映画用楽曲が収録されているのですごくわくわくしちゃいます.ヤバイです.
音楽って映画を盛り上げるのに重要だよね!!ってことがよくわかります.音楽だけで勝手に盛り上がっちゃいますもん.
さてさて,この「The Score」には全部で39曲収録されているわけですけれども,もちろん1曲1曲きちんと題名が付けられていますよね.
で,1曲目の曲名が「The Armenian Superhero」です.
もちろん冒頭に出てくる彼の事を言っているわけです.
デイブは冒頭の彼を「Armenian guy with a history of mental-health problems.」と言っています.
どっかの狂ったアルメニア人,というような意味.
アルメニア人は虐殺されたりなんだかすごい歴史があるし,アメリカのことわざで何よりも信用しちゃいけないやつら,みたいなことも言われちゃってます.
「Armenian Superhero」が流れるシーンでのセリフは,様々なスーパーヒーローものに出てくるセリフですよね.
有名な「Up in the sky.Is it a bird, is it a plane?」のセリフもありますね!
暗にそんなアメコミヒーローたちも狂人だよ〜って言ってるような気がしていきます.
この映画って,ヒーローの悲惨さをしっかり描いてるなー,と感じます.
いろいろあって,ラストでKick−Assはスーパーヒーローになります.
あのカタルシス感じまくりの空中シーンで.ここで彼が初めて人をKillしちゃうわけですが.
そこで一線を超えてしまいます.
いうなれば狂人達への一歩を踏み出した感じ.
そして,最後の最後に流れる曲は「True Identity」
ほぼ「Armenian Superhero」と同じ曲.
Identityには本性って意味もあるしなー…ヒーローの本性って…!!
とか.曲名を眺めているだけで妄想が止まらないKick-Ass.
ヒーローってなんだろうね??
ってことを割ときちっと問いかけている映画.
人は何故ヒーローにならないか?という問いかけに対してもきっちりと答えていますし.
(リア充になった途端に主人公はヒーロー辞めちゃうし)
とってもおすすめな映画なので,観ていない人はとりあえず観るべし.
BDがでてるのにまだ劇場でやってる所もありますし.
とにかく観るべき映画ですよ!!
もうBD,DVDが出ているのですが,近所のTSUTAYAに行くたびに初回限定版のBDがあることを確認して,「いつか買ってやる!!」と心に決めています.(お金無い)
無くなってないか毎回ドキドキしながら確認しているので,誰も買わないでください.お願い.
最後に確認.
ヒットガールかわいいよね!!